PTA(parent-teacher association)とは、児童・生徒のよりよい教育環境の醸成を目指す保護者と教師(教職員)によって構成される教育団体です。
PTA定期総会
毎年年度当初に開催し、事業報告・決算・役員改選・事業計画・予算・その他、重要事項につき、審議します。
全学校職員の紹介をすることもあります。
役員
本部役員、学年部、専門部(体育・指導・文化など)町内委員、役員推薦委員など。
毎年全員で役員をしたり、在籍期間中に1度は役員をするなど、決まりは様々ですが、1度は役員をしてみましょう。
役員会議
夜や昼間など、会長や部長さんの都合に合わせた時間帯で開催します。
顔合わせや今年度の活動内容など、会長や部長さんを中心に話し合います。
PTA会費
月額200円~500円程度。
バザーや資源ごみ回収などを行い、活動資金に充てているPTAもあります。
PTA活動
- 児童の健全育成を増進するための「朝の交通当番(旗持ち当番)」
- 登下校時に行う「防犯パトロール」
- 会員同士のコミュニケーションを図ることを目的とした
「レクリエーション大会」や「PTA新聞」発行 - 会員の教養を高めるための「講演会」の開催
- 教育環境の改善と充実を図るための「除草・清掃作業」 など
各PTAが特色を生かした取り組みをしています。親子で給食を食べる「親子給食会」などもあります。保護者にとっては、懐かしい時間となります。
PTAつて大変!?
就労女性の増大や家族形態の多様化などの社会的変動のなかで、PTAが結成当時に高く掲げた諸活動を充実し、子供のための教育環境を整備していくには、課題も多いことも事実です。
PTAのあり方については賛否両論ですが、社会教育関係団体の一つであることは確かです。
また、たくさんの地域組織が衰弱していくなかで、PTAは今後も生き残れる可能性をもつ数少ない地縁集団の一つです。 PTAの会員になって初めて近隣住民とコミュニケーションをもち、地域に関心をもった人も多いのではないでしょうか?
なかには、PTA活動がきっかけとなり、自主グループやサークルの結成・参加した方もいます。地域社会の形成、地域の教育力の回復の必要性が叫ぱれている今日の教育の危機的状況を考察すると、「PTA」の存在は、これからも重要になってきます。
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