※このページは2008年版掲載の情報をそのまま掲載しています。

学校教育法が一部改正され、2008年4月から、通常の学級の中で教育を受けているLD、ADHD、 高機能自閉症等のある子どもたちへも、教育的ニーズに応じた配慮や支援をさらにきめ細かく行っていくことになりました。これら「発達障害」についての正しい理解は、まだまだ十分とは言えません。地域社会や保護者の方々と協力し合いながら、よりよい支援に努めていきます。

関連情報→特別な支援が必要な子どもの教育(特別支援教育)

LD、ADHD、高機能自閉症などの発達障害のある子どもたちを正しく理解し温かく見守ることが大切です。

●学校で●

全子ども自身が困っていると言うことに目を向け、子どもの特性を正しく理解していくように努めます。

本人はもちろん保護者の思いや考えにも耳を傾けながら、できることを一緒に考え助け合いながら 支援します。

学級での人間関係作りに気を配り自信を失ったり、失敗を恐れるあまりやる気が出なくなったりする ことを予防していき、子どものよいところをさらに 伸ばすよう努めます。

●家庭で●

保護者は、子どもの最大の理解者です。一人で悩まず学校と協力してお子さんへの支援を続けましょう。

できたことや努力したことを認め、ほめて自信をもたせましょう。

子どもの気持ちに寄り添って、温かく見守りましょう。そして、その子に合う支援方法を見つけましょう

●地域社会で●

発達障害のある子どもとその保護者は、その困難さが周囲から理解されにくく、「わがまま」「さぼり」「育て方が悪い」などと誤解を受けることが多いものです。周囲の無理解で悩んでいる人もいます。保護者同士、地域の人々同士、子どものことで語り合い、共に支え合っていきましょう。

関連資料→●発達障害者の支援に向けた「サポートファイル」
          (栃木県のホームページにリンク)
関連資料→●発達障害のある子どもの理解と支援のために
保護者の皆様へのリーフレット(2007年3月、栃木県教育委員会)

top↑