学校教育課(教育庁舎2階・℡20-2220)
 一人一人を大切に! よいところを生がして自信を育てよう

 平成19年4月に学校教育法等が一部改正されたことにより、特別支援教育がスタートしました。小中学校においても、特別支援学級や通級指導教室のほか、通常の学級に在籍する発達障がいのある子どもたちの指導も含めた特別支援教育を、一層推進することが求められています。

 足利市においても、学習や行動の上で何らかの困難さがあると思われる子どもたち一人一人の、特別な教育的ニーズに応じた教育を行うという、特別支援教育の理念に基づいて、子どもたちが生き生きと学校生活を送り、将来的に社会参加や自立を果たして行くために、ご家庭や関係の皆様と連携を図りながら、特別支援教育について様々な取り組みを行っています。

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通常の学級で ~困っている子を見過ごさないで~

 小中学校の通常の学級の中でも、発達障がいなどのある子どちたちが学習しています。障がいなどの診断は受けていなくても、集団での学習になじみにくかったり、特定の内容だけが極端に苦手だったり、友だちとの人問関係づくりでつまずいたりすることで、困難さを感じている子どもは少なくありません。

 このような子ど右たちは,「本当はできるのに」「さばっている」「わがまま」「変わった子」などと誤解されがちで、しかられ続けて自信をなくしてしまうこともあります。

 どのクラスにおいても、一人一人の実態に気づき、理解し、その子に合った指導を工夫することは大切です。一人一人を大切にしながら、クラス全体が認め合う人間関係を育み、より分かりやすい学習ができることを目指しています。

 担任一人ではなく、他の職員も共通理解の上協力して指導します。

 各学校の特別支援教育コーディネーターが中心となって、校内の委員会で一人一人について話し合います。

 特に必要な場合は、『個別の指導計画』を作り、指導と評価、見直しを繰り返しながら支援を続け成長を見守っています。

  関連情報→特別な支援が必要な子どもの教育(特別支援教育)

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通級指導教室で ~時々通って指導を受ける教室~

 小中学校の通常の学級で学習をしていても、その一部で個別や小集団での学習をすることを『通級による指導』といいます。

 その子に合わせた指導を行うことで、課題にやる気をもって取り組めるようになったり、苦手なことでもゆっくりと安心して学習できたり、できたことを細かいステップで認めてもらえることで、自信をもてるようになったりする場合が多くあります。

 このような教室(通級指導教室)は、現在足利市の小学校5校・中学校1校に設置されていて、近隣の学校からも通っています。

 関連情報→特別な支援が必要な子どもの教育(特別支援教育)

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特別支援学級で ~少人数で、その子に合った教育を~

 足利市の特別支援学級には、知的な面で支援をする学級、行動や情緒面の支援をする学級の他に、弱視学級や難聴学級があります。

 ここでは、子ともたちの実態に合わせた弾力的な教育ができるようになっています。特別支援学級ならではの『一人一人に合わせた教育』や、通常の学級の児童生徒との『交流教育』を積極的に進めています。

 各校の特別支援学級の子どちたちは、通常の学級にも席を置き、大きな集団の一員としてすごす時間もあります。

 現在の児童生徒数は約145名、6年前のおよそ2倍に増えています。

 関連情報→特別な支援が必要な子どもの教育(特別支援教育)

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学校への巡回相談

 足利市では、小中学校に通う発達障がいなどの特別な教育的二ーズがある子どもについて、巡回相談を行っています。

 相談機関との連携が必要な場合、学校から市教育委員会へ相談希望が出されます。

 医師、特別支援学校教員、小中学校の巡回相談員、学校教育相談室相談員などが、チームを組んで、学校を巡回し教員へのアドバイスを行っています。

 さらに巡回相談員の助言が適切であったかなどについて、特別支援教育スーパーバイザー(医師、臨床心理士、大学教員)が指導助言をする『支援内容検討会』では、保護者に承諾を得た上でー人一人の子ともについて丁寧に話し合いをしています。

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幼保・小・申・高の連携を大切に

 足利市の保育所、保育園では、『すこやか発達支援保育』を、幼稚園では、『特別支援教育』が行われています。医師や保健師、特別支援学校教員による巡回相談も行われています。

 今後、幼稚園や保育所、保育園で行われてきた、よりよい理解や支援の方法を、小学校に適切につなげていくことはとても重要です。そのためには関係者の理解と協力がますます必要になります。

 特に、保護者と関係機関が協力し合いながら、支援をつなぎ、家族やまわりの保護者も含めて、みんなで成長を見守ることが大切です。次の機関へつなげていく『入学支援シート』などを利用することも有効です。

 さらに小学校から中学校へつつなげる『中学進学支援シート』、高校へつなげる『高校進学支援シート』も利用することができます。

支援シートは→こちら足利市教育研究所のHPにリンク)

  関連情報→お子さんの発達支援(小学校に入学するまで)

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